９連勝を飾り、タッチを交わす西武ナイン＝ＺＯＺＯマリン【写真提供:共同通信社】

　埼玉西武が7対3で千葉ロッテに快勝。2011年以来6年ぶりの9連勝を飾った。

　投打ともに好調を維持する埼玉西武は初回、1番・秋山の内野安打から1死1、3塁として中村の併殺崩れの間に幸先よく1点を先制。2回裏に同点に追いつかれたが、直後の3回表に山川のタイムリー2塁打に、外崎、炭谷、金子の3者連続タイムリーなど打者10人の猛攻で一挙6点を奪って大きくリード。早々に試合の主導権を握った。

　投げては先発のウルフがヒットを許しながらも5回を7安打2失点。6回からは平井、武隈、牧田と繋いで相手の反撃を1点に抑え、最後は増田が3者連続三振。ウルフが8勝目を挙げるとともに、チームは破竹の9連勝で貯金を今季最多の15とした。

　敗れた千葉ロッテは、先発の石川が序盤に打ち込まれて5回を7安打7失点（自責6）で今季9敗目。打線は2回にサントスが3号ソロ、3回には加藤のタイムリー、7回には代打・ペーニャのタイムリー2塁打で計3点を奪ったが、勢いの増す埼玉西武打線の前には遠く及ばず。4連敗で借金は今季ワーストを更新する32となった。