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プロ野球

八木好投&福田4打点爆発!中日が完勝して連敗脱出!

阪神に勝利し、お立ち台でポーズをとる中日の八木(右)と福田=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


投打の歯車が噛み合った中日が7対0で阪神に快勝。福田の5号2ランを含む4打点の活躍などで、チームの連敗を7で止めた。

 中日は死球の影響でスタメンを外れていたゲレーロが4番で復帰した打線が序盤から機能した。まずは2回裏、2死から6番・松井佑が2塁打で出塁すると、7番・福田が左中間を破るタイムリー2塁打で先制する。3回裏も2死から大島が安打を放つと、ゲレーロがバックスクリーンに叩き込む28号2ランで加点。4回裏には、先頭打者・松井佑の安打に福田が右中間スタンドへ運ぶ5号2ランを放てば、京田にもタイムリーが飛び出し序盤に6点のリードを奪った。さらに8回裏にも松井祐がこの試合の猛打賞となる安打を放てば、福田の右中間フェンスを直撃するタイムリー2塁打でダメを押した。

 勝利の流れを作ったのは4月5日以来、今季2度目の登板となった先発・八木だ。「チームの連敗を止めるんだという思いと、自分自身もらったチャンスを生かせるようにラストチャンスだという思いでマウンドに上がりました」と、走者を出しても粘り強い投球を披露。4回表には先頭打者のロジャースに四球を与えるも、鳥谷を併殺打に仕留めて難を凌ぐと、6回表には1番・俊介の安打の後に上本と大山、ロジャースの3人をフライアウトに打ち取った。阪神打線に3塁を踏ませなかった八木は6回を2安打3四球の無失点で今季初勝利。「久しぶりの1軍マウンドでしたけど力むことなく、丁寧に低めに投げることが出来ました」と、2015年9月以来の白星に充実した表情を見せていた。

 一方、敗れた阪神は連勝が3でストップ。先発・能見が4回を8安打6失点で6敗目を喫し、自身3連敗となった。