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マギー&石川&陽の一発から相川逆転サヨナラ打!読売巨人が3連勝!

9回、逆転サヨナラ二塁打を放ち、ナインから祝福を受ける巨人・相川(中央)=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


 読売巨人が5対4で横浜DeNAにサヨナラ勝ち。3連勝で7月最後の試合を締めくくった。

 この試合の先発は、読売巨人が5月10日以来の勝ち星を狙う大竹(今季4勝4敗、防御率5.22)。対する横浜DeNAは、プロ初勝利を狙う3年目右腕の飯塚(同0勝2敗、防御率4.11)。先に流れを呼び込んだのは、読売巨人。1回裏、2番・マギーが甘く入った変化球をレフトスタンドへ運ぶ11号ソロで先制する。しかし3回表、1死1塁の場面で3番・筒香のタイムリーが生まれ、試合は振り出しに戻った。

 その後、両先発が粘りの投球を見せ試合は投手戦に。再び試合が動き出したのは7回表。横浜DeNAは 1死満塁のチャンスを作ると、1番・桑原の内野ゴロがフィルダースチョイスとなり勝ち越し。さらに3番・筒香の2点タイムリー2塁打が生まれ、リードを3点に広げた。

 これで試合が決まったかに思われたが、読売巨人は8回裏に石川と陽の2本のアーチで1点差に。さらに9回裏、2死1、3塁と一打逆転のチャンスを作ると、途中出場の7番・相川が甘い高め変化球を左中間へ2点タイムリー2塁打を放ち、土壇場で勝利を手繰り寄せた。

 執念のサヨナラ打を放った相川は、今季初のお立ち台で「甘い球がきたら積極的に振るという、それだけでした」と興奮気味に振り返った。敗れた横浜DeNAは、今季4度目のサヨナラ負け。守護神・山﨑康が2死からまさかの3連打を浴びリードを守れなかった。