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プロ野球

菅野11勝目!読売巨人が投打噛み合い解消!

DeNAに勝利し、ファンとタッチを交わす巨人・菅野=東京ドーム【写真提供=共同通信社】

エースが安定感抜群の投球を見せた読売巨人が5対1で横浜DeNAを下した。
 この試合の先発は、読売巨人が今季10勝4敗、防御率2.05の菅野。一方の横浜DeNAは、同4勝4敗、防御率3.41の井納。7月3戦負けなし無失点と好調な菅野の投球に注目が集まった。
 先制は、読売巨人。1回裏に、2死1、2塁の場面で5番・村田にタイムリーツーベースが生まれる、6番・亀井のタイムリー、7番・長野の2点タイムリー3塁打と3連打を浴びせ、一挙に4点を奪った。さらに3回裏には、4番・阿部が「久々にイメージ通りのスイングができた」と11号ソロで点差を広げる。
 先制点をもらった12試合で10勝0敗と好成績を残す菅野は、多彩な球種を駆使した巧みな投球で横浜DeNA打線を翻弄。5回表には三者連続三振を奪うなど、7回まで無失点に抑える。8回裏に、自身のワイルドピッチで29イニングぶりの失点を許すが、後続を抑え、最小失点でマウンドを降りた。
 9回は、マシソンが2死満塁とピンチを迎えるも、2番・柴田を三振に仕留めゲームセット。ハーラートップの11勝目を挙げた菅野は「もったいなかったですけど、あの後、きっちりと抑えられたのは、今日の試合のキーポイントだった」と、投球内容振り返った。
 敗れた横浜DeNAは、先発・井納が初回に崩れ流れを作れず。打線も相手を上回る8安打を放ったがつながりを欠いた。