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プロ野球

山田&バレンティン弾!東京ヤクルトが首位・広島東洋に大勝!

広島に勝利し、タッチを交わすヤクルトナイン=マツダ【写真提供=共同通信社】

東京ヤクルトが9対1で広島東洋に大勝した。
 初回に東京ヤクルトがバレンティンのソロ本塁打で先制したが、広島東洋も2回に安部のタイムリーですぐに同点に追いついた。その後は両先発が好投したが、5回に東京ヤクルトが奥村のタイムリーで1点を勝ち越し。続く6回にも東京ヤクルトは四球と失策の後、山田がセンターバックスクリーンに3ランを放ち、続く大松もソロ本塁打で続いてこの回一挙4点を奪って試合を決定付けた。
東京ヤクルトは小川が6回で降板した後、近藤、石山、ルーキのリリーフ陣が広島東洋を無得点に抑えた。9回には坂口、山崎のタイムリーでダメ押しの3点を追加するなど、11安打9得点で広島東洋を圧倒。一発攻勢で試合の主導権を握ると、先発の小川が6回1失点の好投で先発復帰後、初勝利となる6勝目を挙げ、チームはマツダスタジアムでの連敗を11で止めた。
 広島東洋は先発の薮田が誤算。6回6失点と試合を作れず、自身の連勝は8でストップ。試合後は「1球の大切さを改めて感じた。次はもっと長いイニングを投げたい」と反省した。打線も小川の前に4安打と沈黙した。7、9回には連打でスコアリングポジションに走者を進めたが、タイムリーが出ず、1得点のみの完敗だった。