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プロ野球

 千賀8回零封で福岡ソフトバンクが完封勝ち!60勝一番乗り!

日本ハムに勝利し、笑顔でポーズをとるソフトバンク・今宮(左)と千賀=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】


 福岡ソフトバンクが4対0で北海道日本ハムに完封勝ちを収めた。

 福岡ソフトバンクの先発は、今季の北海道日本ハム戦4戦4勝と相性の良い千賀。一方、北海道日本ハムは今季2度目の先発登板となる白村。序盤2イニングは両投手とも無失点に抑えたが、先に白村が得点を許す。3回裏、福岡ソフトバンクは1死から明石が三塁線を破る2塁打で出塁すると、続く今宮の「何とかつなごうという気持ちで打席に立った。振ったら当たったという感じ」という打球がライトのホームランテラスに飛び込む7号2ランとなって2点を先制した。

 その後、福岡ソフトバンク打線は8回まで沈黙を続けたが、その間に先発の千賀が8回を投げて無四球無失点の好投。初回に大谷に二塁打を打たれたものの、走者を得点圏に進めたのはその一度だけで、打線が8回2死から松田がレフト前ヒット、続く柳田の24号の弾丸2ランで2点を追加すると、9回はモイネロが登板し、ヒット1本は許しながらも、最後は大谷を三振に斬って完封リレーを完成した。

 敗れた北海道日本ハムは、「3番・DH」でスタメン出場した大谷が初回に2塁打を放ったが、その後は沈黙してチーム計3安打のみ。白村が5回3安打2失点と一応の役目を果たし、2番手・田中、3番手・宮西も無失点で我慢したが、4番手の石川が2ランを被弾。打線は最後まで援護することができず、今季13度目の完封負けとなった。