BASEBALL GATE

プロ野球

山岡4勝目!オリックスが首位・東北楽天に連勝!

7回2失点で4勝目を挙げたオリックス・山岡=京セラドーム【写真提供:共同通信社】


 オリックスが5対2で東北楽天に勝利。ルーキー・山岡が今季4勝目を挙げた。

 今季3勝7敗の山岡と同8勝2敗の美馬の投げ合い。先制はオリックス。3回に四球の安達を2塁に送って、1番・吉田正がライトへタイムリー2塁打を放って1点を奪った。しかし直後の4回表に東北楽天が反撃。ウィーラーの内野安打から銀次のタイムリー2塁打で同点、さらに福田のタイムリーで逆転に成功した。

 しかし、オリックスが5回裏に伊藤のタイムリー2塁打で2対2の同点に追いつくと、続く6回裏に中島の四球、マレーロ、T-岡田のヒットで無死満塁のチャンスを作り、8番・安達がライト線に運ぶ2点タイムリー2塁打を放って勝ち越しに成功。さらに伊藤の犠牲フライで1点を追加して突き放した。

 オリックスの先発・山岡は、援護点を貰った直後に一旦は逆転を許したが、走者を背負いながらも粘りの投球で7回までイーグルス打線を2点に抑え込み、8回はヘルメン、9回は黒木が締めて逃げ切り勝ち。福良監督は「昨日今日と下位打線がいい働きをしてくれた。決勝打の安達は、体調が万全でないということだったが、ここという時に狙い球 を絞ってしっかり打ってくれた。先発の山岡は前回の内容とはうって変わってよく投げてくれた」と上機嫌。山岡が6月30日以来の今季4勝目を挙げた。

 対する東北楽天は、先発の美馬が5回1/3を7安打5失点と粘れず。打線も4回に2点を奪ったのみで迫力を欠く内容でチームは3連敗。ここにきて故障者続出の影響がないとは言い切れない状況になってきた。