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プロ野球

菊池が7回零封で10勝目!オリックスは打線沈黙で8連敗…

5回オリックス1死満塁、吉田正を投ゴロ併殺に打ち取り、ガッツポーズする西武・菊池=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


 埼玉西武が2対0でオリックスに完封勝ち。菊池が10勝目を挙げた。

 今季9勝4敗、防御率2.04の菊池、同2勝1敗、防御率3.19の左腕同士の投げ合いで始まった一戦。菊池が3回表まで2安打無失点とまずまずの立ち上がりを見せると、その裏に埼玉西武が1死から炭谷の四球、金子のヒット、源田の四球で2死満塁として浅村の内野安打の間に1点を先制した。

 菊池は5回表に大城にヒットを許した後に捕手野選、死球で無死満塁とされたが、西野をセカンドゴロに仕留めた後に吉田正を投手ゴロ併殺打に仕留めて大ピンチを無失点で切り抜けると最終的に7回まで投げて5安打無失点、12奪三振の力投でリーグトップに並ぶ2ケタ10勝目。8回には中村が23号ソロを放って貴重な追加点を挙げ、チームは連勝を6に伸ばした。

 敗れたオリックスは、5回無死満塁の後、6回にも1死1、2塁とチャンスを作ったが後続が倒れて1点が遠い展開。先発の山崎福が6回途中1失点の好投を見せながら、打線が繋がらずに8連敗となった。