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プロ野球

読売巨人が連敗ストップ!田口が自身5連勝で今季9勝目!

お立ち台でポーズをとる巨人・阿部(右)と田口=京セラドーム【写真提供:共同通信社】


 1点差を守り抜いた読売巨人が4対3で広島東洋を下し、連敗をストップさせた。

 前日に引き続き、京セラドームで行われたこの一戦。先発は、読売巨人が今季8勝2敗、防御率2.12の田口。一方の広島東洋は、同3勝1敗、防御率3.67の中村と、今季2度目の同級生対決となった。

 先制したのは、読売巨人。1回裏に2死ランナーなしの場面で、3番・坂本がインハイのストレートを見事にとらえ、レストスタンドへ11号ソロを放った。しかし、広島東洋も3回表に2番・菊池のタイムリー2塁打で同点に追いつくと、続く4回表にも6番・エルドレッドのタイムリー2塁打で1点を加え、逆転に成功した。

 広島東洋の先発・中村は、2回、3回と三者凡退に仕留めたが、4回裏に4番・阿部にタイムリーツーベースを打たれ逆転を許すと、6番・陽にもタイムリーを浴び、3点を失ってしまう。2点のリードをもらった読売巨人・先発の田口は、7回表に1番・田中の犠牲フライで1点を失うも逆転は許さず、7回3失点で先発の役目を果たした。

 読売巨人は、8回がマシソン、9回をカミネロがともに三者凡退に抑えゲームセット。田口は、5連勝で9勝目を挙げた。逆転タイムリーを放った阿部は、ヒーローインタビューで「マギーと勇人がつないでくれたので、つなぐ気持ちでいきました」と、4回裏の打席の心境を振り返った。一方、連勝が4でストップした広島東洋は、一度は逆転するも中村が踏ん張れなかった。