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早大・松木のサヨナラ打が飛び出し、早大が慶大に先勝!【ハイライト動画 11/5 秋季東京六大学野球 慶應義塾大学vs早稲田大学】

■慶應義塾大vs早稲田大1回戦
慶大 000 000 031=4
早大 100 002 002x=5x
【慶】増居、●橋本達-宮崎
【早】加藤、○原-印出
本塁打:慶大・吉川《9回ソロ》、早大・熊田《1回ソロ》、蛭間《6回2ラン》

◎早稲田大・小宮山悟監督
「非常に素晴らしい試合が出来たので、選手たちを誇りに思います。優勝がなくなって、やもすると気持ちが切れてしまうことも考えられましたが、本当に彼らは必死になっていた。(慶大には)春に負けているということもあって、何とか意地を見せるんだという練習をしてくれていた。継投ミスで星を落とすところを、最後に粘って粘って繋いで繋いで、いい試合を見せてくれました。(9回裏2死満塁の場面は)明日も試合があるという状況でしたので、何とか明日に繋がるような粘りを見せてくれたらいいと思って見ていた。そういう中で逆転タイムリー。執念のヒット、立派なヒットだと思います」

◎早稲田大・松木大芽(4年・金沢泉丘)
「フォークがいいピッチャーだと分かっていましたし、準備してきた。なかなか打てなかったんですけど、何とかバットに当てようと思って(外野の前に)落ちてくれたんで良かったです。監督も仰ったように、何とか執念で打てたと思います」

◎早稲田大・蛭間拓哉(4年・浦和学院)
「(今季1号)ホントにチームに迷惑をかけてばかりだったので打てて良かった。優勝はなくなってしまったんですけど、早慶戦は特別な思いがありますし、その一戦で打てて良かったです。2年前の早慶戦で(本塁打を)打つことができましたけど、そこで終わってしまう選手にはなりたくなかった。4年生になって、ああいう場面で打てたのですごく自信になりました。早慶戦に勝ったということは自信になった。何とか明日も勝って、自分の集大成にしたい」

◎慶應義塾大・堀井哲也監督
「よく追い付いてくれたんですけどね。加藤君のピッチングが非常に丁寧で、打ちあぐねたのが苦しんだ要因。それから最後、しつこく食らいついてくるところはやはり、向こうの意地を感じました。(優勝が目前で)打線に硬さはあったのかも知れませんが、それよりも加藤君のピッチングが良かった。選手の方からも前半我慢して中盤から終盤勝負だという声は上がっていましたし、割と冷静に試合は運べたと思います。勝敗はベンチの責任。何かが一歩及ばなかったんでしょうけど、選手たちはよくやったと思います。(明日は)まずは先発ピッチャーの出来。どう打ち崩すか。お互い手の内も分かっている中で終盤の攻防が鍵になると思います」

◎慶應義塾大・吉川海斗(3年・慶應)
「打ったのはインコースのカーブ。僕の役割は塁に出ること。必ず出塁するんだという気持ちで打席に入りました。体が勝手に反応してくれた。春も秋も打席に立たせてもらって練習もして来たので、その成果が出たと思います」

◎慶應義塾大・萩尾匡也(4年・文徳)
「(本日無安打も)状態はいい。今日は加藤投手がいいところに投げていた。チームとしてどうしても勝ちたいという中で硬さはあったかなと思う。苦しい状況にはなりましたけど、明日以降、今までと変わらずに勝ちにこだわってやって行きたい。今日はチャンスの場面で打てなかったので、明日は打てるようにしっかりと準備したい」