８回楽天１死一、三塁、クルーズが左前に適時打を放つ＝Ｋｏｂｏパーク宮城【写真提供:共同通信社】

東北楽天のクルーズが26日のソフトバンクとの首位攻防戦（koboパーク宮城）に「6番・ショート」で先発出場。8回の第4打席でダメ押しのタイムリーを放って勝利に貢献した。

　この日、読売巨人から金銭トレードで加入したばかりで、すぐさま出場登録されてスタメン出場。3打席目までは凡退したが4打席目できっちりと一仕事。「則本選手がすごく良いピッチングをしていましたし、ウィーラー選手とアマダー選手、おまけに今江選手も良いところで打っていたので、僕もそれに乗ってうまく得点を返せるように集中していました」と笑み。守備でも併殺を完成させて「僕ができることの一つは守備だと思っています。監督がどこで使っても準備はできています」とファンの声援に応えた。

　千葉ロッテ時代の2015年にはゴールデングラブ賞を受賞し、14年から3年連続で2ケタ本塁打を放った打撃力も併せ持つクルーズ。読売巨人では外国人枠の影響で不遇の時を過ごしていたが、故障者続出の東北楽天の中で救世主として名乗り。「こんなに温かく迎えてくれてすごく喜んでいます。チャンピオンに向けて100％毎日プレーしていきたいと思います」と力強く宣言した。