１回西武２死二塁、中村が左越えに同点２ランを放つ＝メットライフドーム【写真提供:共同通信社】

　埼玉西武が6対2でオリックスに逆転勝ち。5連勝で貯金を今季最多タイの11とした。

　先発は埼玉西武が岡本、オリックスが松葉。ともに初回から失点を許す立ち上がり。1回表、オリックスは1番・吉田正のヒットの後、3番・小谷野が5号2ランを放って2点を先制した。しかしその裏、埼玉西武が1番・秋山のヒットの後、2死から4番・中村が2試合連続弾となる22号2ランを放って同点に追い付いた。

　2回、3回は両先発がともに無失点に抑えたが、4回裏に埼玉西武が浅村、栗山のヒットで1死1、2塁として山川、岡田のタイムリー2塁打2本で計3点を奪って逆転に成功。さらに5回には中村のタイムリーで1点を追加してリードを4点に広げた。

　埼玉西武の先発・岡本が5回4安打2失点で降板した後、6回から継投に入り、武隈、シュリッター、牧田、増田が1イニングずつを無失点に抑えて5連勝。岡本が今季4勝目を挙げた。

　敗れたオリックスは、先発の松葉が5回8安打6失点と試合を作れずに降板。後半戦勝ち星なしでの7連敗を喫し、借金が今季最多の10となった。