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プロ野球

広島東洋が3発完勝!大瀬良が無傷の7勝目!

巨人に勝利し4連勝、タッチを交わす広島ナイン=京セラドーム【写真提供:共同通信社】


 広島東洋が7対2で読売巨人を下し、3年連続で同カードの勝ち越しを決めた。

 京セラドームで行われたこの試合の先発は、読売巨人が前回登板でプロ初勝利を挙げた畠(今季1勝1敗、防御率4.76)。対する広島東洋は、開幕から負けなしの6連勝中である大瀬良(防御率3.07)がマウンドへ。先に主導権を握ったのは、首位の広島東洋。1回表に2死1塁から4番・鈴木が「いい打撃ができた」とセンターバックスクリーンへ19号2ランを放ち先制。好調な広島東洋打線は、3回表にも3番・丸の17号2ランで追加点を奪うと、5回表にも相手のエラーで1点を追加し、リードを5点に広げた。

 初回から打線の援護をもらった大瀬良は、4回までパーフェクトピッチング。5回裏に先頭の4番・阿部にヒットを打たれるも、続く5番・村田をダブルプレーに仕留め反撃を許さず。7回裏に、阿部にタイムリーを浴び1点を失ったものの、その後は点を与えず、7回4安打1失点でリリーフ陣へバトンタッチ。広島東洋打線は、8回と9回に1点ずつを加え、リリーフ陣も8回に2番手・中田が1点は失ったものの、9回は一岡がしっかりと締めた。

 7連勝を飾った大瀬良は「リズムよく投げようとそれだけでした」と話し、「打ってくれるので先発の仕事が全うできる」と、大量援護の打線に感謝。今季の同カードの対戦成績を13勝3敗として、9試合を残して勝ち越しを決めた。

 3連敗となった読売巨人は、2試合連続で打線が沈黙。守備も乱れて追加点を許すと、マギーが負傷退場するアクシデントにも見舞われた。