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両者合わせて29安打の乱打戦!終盤に得点を重ねた明大が東大を制す!【ハイライト動画 9/12 秋季東京六大学野球 明治大学vs東京大学】

■明治大vs東京大3回戦
明大 300 003 412=13
東大 210 001 020=6
【明】○蒔田、石原、渡部慎、髙山-蓑尾、菅原
【東】●井澤、鈴木健、齊藤、木戸、綱嶋、平田-松岡泰
本塁打:明大・上田<1回3ラン>

◎明治大・田中武宏監督
「すみません、(試合時間が)長くて。ただ本当、蒔田のボール自体は悪くなかった。明らかに東京大学の打線が振れていた。彼以外のピッチャーも相当に神経をつかって投げていた。春とは違う暑さもありました。(開幕カードを終えて)レギュラー陣だけじゃなくて、経験させたかった選手たちにも経験をさせることができて、結果を出せた選手も何人かいた。それは大きな収穫だったと思います。(本塁打を含む3安打4打点の上田は)ホームランを打った後に、この後が大事だぞと言って、四球、単打、二塁打。非常に素晴らしかった」

◎明治大・上田希由翔(3年・愛産大三河)
「(先制3ランの手応えは)自分的には結構いい感じで捉えられたかなと思います。(本塁打は)たまたま出たと思っているので、ホームランの次の打席でしっかりとフォアボールにできたのが自分の中では良かった。(今夏に大学代表の一員としてプレーして)あの経験があったからこそ、打席の中で余裕を持てている。(2試合連続の通算6号本塁打に)自分的には数字には拘っていないですけど、今日みたいに初回の攻防の中で点を取れたり、後半も嫌な流れがあった中で1点を取れたのは良かった」

◎明治大・蒔田稔(3年・九州学院)
「捉えられた打球が多くて、(東大打線が)春とは違うなというのを感じた。(次のカードまで)2週間あくので、今日出た課題をちゃんと詰めていかないとダメだなと思います。(今日の投球で良かった点は)中盤で粘れたというところだけかなと思います。今日の東大に限らず、これから対戦するところは研究してくる。投手陣全員で危機感を持ってやっていきたい」

◎東京大・井手峻監督
「打線の方はだいぶいい攻撃をしてくれた。最初から言っているように、投手を中心とした守りがもっとできればいい。やっぱり練習、守備練習をしていかないといけないですし、好調な打線を維持していきたい」

◎東京大・井澤駿介(4年・札幌南)
「初回に先頭にフォアボールを出して3ランを打たれましたけど、その後は立て直して、自分のピッチングに近いものが出せたかなと思う。実力的には相手の方が上。甘く入ったら捉えられますけど、自分の狙ったところにしっかりと投げ切れれば凡打にできる。自分の投球ができれば抑えられたというのは収穫だと思います。細かいコントロール、精度を上げていきたい」