- MLB
2016.10.21 12:00
カブス打線が爆発、二桁得点で2勝2敗のタイに戻す

ロサンゼルス・ドジャースは10月19日、リーグ優勝決定シリーズ第4戦でシカゴ・カブスと対戦した。序盤は押し気味に試合を進めたが中盤に連続失点、カブスの猛攻を止められず2-10で大敗している。
立ち上がりはドジャースのペースだった。先発のフリオ・ウリアス三回がまで無失点に抑え、打線は二回にチャンスを迎える。2死一、二塁からアンドルー・トールスがライト前ヒット。この当たりで二塁走者のエイドリアン・ゴンザレスは本塁を狙った。だが本塁上でアウトになる。
ゴンザレスはタッチよりホームインのほうが早かったとビデオ判定を要求。場内に映し出された映像ではセーフのようにも見え、ドジャースタジアムの観客が沸いた。しかし、判定は覆らず。
序盤の好機を逸したドジャースに対し、カブスは四回に4番のベン・ゾブリストが仕掛ける。意表を突いたセーフティーバントで出塁。ここから連打で先制点を得ると、アディソン・ラッセルには2ランが飛び出した。
これで今シリーズ不調だったカブス打線が一気に目を覚ます。中盤に大量点を得たカブスが大きく引き離し余裕の勝利。対戦成績を2勝2敗のタイに戻すとともに、シリーズの流れを大きく引き寄せた。
大差のついた第4戦にファンからは、「ここ2試合と同じ結果だとヤバいと思ってたが、シーズン100勝したチームなんだから落ち着きさえ取り戻せば力はある」「今日の結果でリゾが目覚めると怖いね」「前田の試合がますます負けられないものになった」「マエケンにやってもらうしかない」などの声が寄せられている。
第5戦の先発予定はドジャースが前田健太、カブスは左腕エースのジョン・レスターが出てくる。
