- プロ野球
2019.08.04 10:33
「ぶっちぎれ 技術の日産ナイター」開催!山﨑康晃とのVR対決が実現!
横浜DeNAベイスターズが8月3日の巨人戦で「ぶっちぎれ 技術の日産ナイター」を開催。
当日のイベントとして、日産自動車がVR上で7月17日に通算150セーブを達成したベイスターズの守護神・山﨑康晃選手と対決できる、特設VRブースを設置した。
日産自動車は、2017年シーズンから横浜DeNAベイスターズとスポンサーシップを締結し、リリーフカーの導入や看板掲出を行い、2019年シーズンから設置された個室観覧席「NISSAN STAR SUITES(日産スタースイート)の冠スポンサーにもなっている。
今回の企画では、“技術の日産”が最新技術を駆使したVRを使ったブース施策で冠試合を盛り上げる。体験者はヘッドマウントディスプレイをつけ、センサーを組み込んだバットやミットを操作することで、バッターとして山﨑投手のストレートや、代名詞となっているツーシームに挑戦することが可能になる。
こうしたVRを利用した体感ものは過去にもあったが、今回の目玉と言えるのが、史上初となるトラックマンデータを利用し、VR上で再現していることだ。トラックマンとは、デンマークのTRACKMAN社が開発した弾道測定器のことで、選手個々の球速や打球の角度、リリースポイントや回転数など、非常に高精度なデータを取り込んでいる。NPBでも2015年の東北楽天を皮切りに導入球団が増えており、各球団がチームの強化や戦略に活用している。
イベントにはユニフォームを着た腕自慢の野球好きから、実際にプレーの経験のない女性までがブースの周りに列を作った。「自分も野球をやっていたので、少し自信はあったのですが、やっぱりプロの投手のストレートは速いですね。変化球だけ、なんとか打つことができました」(40代・男性)と、貴重な体験に興奮した様子だった。