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プロ野球

開幕戦 阪神が16安打の猛攻で広島東洋に10対6で勝利!

開幕戦の勝利に喜ぶ阪神ナイン【写真提供:共同通信社】

阪神が16安打の猛攻で広島東洋に10対6で勝ち、敵地の開幕戦で白星スタートとなった。
 開幕投手は、広島東洋が昨季、対阪神戦で3勝1敗、防御率1.91のジョンソン、対する阪神は昨季、広島東洋戦で防御率12.46メッセンジャーだったが、外国人投手対決の軍配はメッセンジャーに上がった。
 阪神は苦手ジョンソンの立ち上がりを攻め、1回に無死満塁から併殺打の間に1点を先制し、さらに原口がタイムリー2塁打を放って2点を先制。1点差とされた3回には、糸井の2塁打と鳥谷のヒットで3点を奪って広島東洋を突き放した。糸井は4回にも2点タイムリーを放つなど、移籍初戦で3安打3打点の活躍で勝利に貢献した。
 広島東洋は6回に安部、代打・エルドレッドのタイムリーで2点を返し、7回には新井の今季1号となるソロ本塁打、8回にも相手失策で1点を奪って2点差まで追い上げたが、9回に5番手の薮田が福留に1号2ランを浴びて試合が決まった。
 雨で試合開始が30分遅れ、低い気温の中での試合は、両チーム合わせて27安打、5失策と荒れた試合になったが、新戦力の糸井を筆頭に、高山、福留、原口と4人の猛打賞が出た阪神が打ち勝った。