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原巨人の命運を握る男!丸佳浩の勝負のシーズンを見逃すな!


球団最長タイの4年連続V逸からの覇権奪回が至上命題となっている巨人。監督に再び原辰徳氏を据えた中で大型補強を敢行し、その目玉となったのが2年連続のリーグMVP男、FAで加入した丸佳浩である。

実力、実績ともに申し分ない。千葉経大付属高校から2007年の高校生ドラフト3巡目指名を受けて広島に入団すると、3年目の2010年に1軍デビュー。2013年からは主力打者として活躍し、不動の「3番・センター」として2016年からのリーグ3連覇に大きく貢献した。2016年から3年連続で90打点以上を記録している勝負強い打撃に加え、昨季は自己最多の39本塁打を放って長打力もアップさせ、さらに2013年に29盗塁で盗塁王を獲得したスピードと6年連続ゴールデングラブ賞の堅守も誇る。

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調整は順調だ。春季キャンプ初日から周囲の喧騒にも浮き足立つことなく自らのペースで汗を流し、移籍後初実戦となった2月10日の紅白戦で2安打2打点、同16日の韓国・サムスンとの練習試合でも3打数3安打3打点の猛打賞の活躍を披露。オープン戦が始まってからもコンスタントにヒットを重ね、3月2日の移籍後初の東京ドーム試合では3打数2安打1打点と、“ここぞ”の時の勝負強さも健在。幼少期から筋金入りのファンだったという巨人軍の背番号「8」のユニフォームは、すでに不思議なほど似合っている。

現段階で、原監督は「2番・センター」に丸を置く構想を持っている。1番に吉川尚輝、3番に坂本勇人、4番に岡本和真という並びの中で、丸がメジャーで流行中の「2番最強論」を日本で具現化し、原監督のいう「初回に2点を奪う」野球、超攻撃的なオーダーを機能させることができるか。周りの面々の働きも必要だが、やはり丸自身がFA選手特有の、そして巨人軍特有の重圧を跳ね除けることができるかどうかが重要になる。特に必ずシーズンに数度ある不振に陥った時に、どれだけ我慢し、自らの力を信じることができるか。そのためにも周囲との信頼関係、コミュニケーション力も重要になってくるだろう。

過去、第二次原政権時の2007年には、日本ハムから小笠原道大がFA加入し、そこからリーグ3連覇の黄金期を過ごした。丸が“第二の小笠原”か、それ以上の存在なれるか。まだ29歳で、これからが選手として脂の乗る時期。優勝請負人である丸佳浩。自らの力で、自らの野球人生を切り拓く、勝負の1年が始まる。

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