- プロ野球
2018.10.03 22:46
福岡ソフトバンクが7試合ぶりの2ケタ安打!打線の復調は本物!?

ソフトバンク―ロッテ23 5回ソフトバンク1死満塁、松田宣が左前に適時打を放つ=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】
福岡ソフトバンクが3日の千葉ロッテ戦で打線が爆発。9月25日の埼玉西武戦以来、7試合ぶりの2ケタ12安打で10得点を奪って大勝した。
先月末のメットライフでの埼玉西武戦3連敗を引きずるように打線沈黙が続いた鷹打線。初回、千葉ロッテの2番手・酒居の連続四球と安田の失策が絡んで“もらった形での4得点”だったが、5回裏には2本のタイムリーを含むヒット4本、6回裏には同じく2本のタイムリーを含むヒット3本で3点ずつを追加した。
埼玉西武戦以降、特にデスパイネ、グラシアル、松田宣浩といった中軸に元気がなかった。グラシアルはこの日も3打席ヒットがなく途中交代したが、デスパイネと松田はそれぞれタイムリーが1本ずつ飛び出した。工藤公康監督は「これまではホームランで点を取ることが多かったですが、今日はタイムリーヒットで良かったと思います。点が欲しい時に取れたと思います」と打線の復調を素直に喜んだ。
また、2度目の先発の高橋礼が4回を無失点投球。あと1イニングでプロ初勝利の権利を得るところだったが、工藤監督は「最初から3回か4回を予定していた。もちろん勝ち投手というところはわかっていましたが、それについては申し訳ないです」と語った。リーグ優勝は逃したが、まだ日本一への道は残されている。CSへ向けてようやくチーム状態が上向いてきた。