- プロ野球
2018.06.02 20:18
塚田&上林!福岡ソフトバンクが鮮やかな逆転勝利で交流戦開幕5連勝!

7回、勝ち越し2ランを放ちナインに迎えられるソフトバンク・上林=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】
福岡ソフトバンクが2日の横浜DeNA戦で塚田の同点タイムリー&上林の逆転アーチで交流戦開幕5連勝を飾った。
5回までは、昨年の日本シリーズ第4戦のように横浜DeNAの先発・濱口を打ちあぐねた。そして6回表にダメ押しとも思える3点目を奪われたが、4連勝中の福岡ソフトバンクは決して諦めてはいなかった。6回裏、前日スタメンから外された松田宣浩の意地の2点タイムリーで1点差に迫ると、続く7回裏には2死から塚田正義の同点タイムリー。そして上林誠知が2日連続となる一発をライトスタンドへと運んでみせた。
「狙ってはいなかった」という上林だが「初球に速いストレートが来たのでそれに合わせていた。速めのスライダーだったので(タイミングを)合わせることができたと思う」と価値ある一発を振り返った。殊勲の一打を放った上林について、「自分が打つべき球がすごく明確になっているように思えるし、積極的にいけている」と工藤公康監督も目を細める。
上林の勝ち越し弾を呼び込む形になった塚田は、貴重な同点打について「とにかく必死に打ちにいきました」と笑み。それまでの不振が嘘のように交流戦開幕5連勝。この日、1番から4番までがノーヒットに抑えられたが、スタメン復帰の松田を含め、6番、7番、8番で8安打5打点と、柳田悠岐頼みではない打線がようやくできあがりつつある。