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大谷が163キロ&349日ぶり勝利!北海道日本ハムが7対0完勝!

2回楽天1死一、二塁、打者茂木のとき、球速163㌔の球を投じる日本ハム・大谷=札幌ドーム【写真提供:共同通信社】


 北海道日本ハムが7対0で東北楽天に完勝。大谷が6回途中1安打無失点で349日ぶりの勝利投手となった。

 北海道日本ハムは、大谷が7月12日、8月31日に続いて今季3度目の先発。初回から2三振を奪って3者凡退の立ち上がりを見せると、2回には今季自己最速の163キロをマーク。3回以降も東北楽天打線に付け入る隙を与えずに1安打3四球のみで5回2死まで無失点に抑えて78球でリリーフ陣に託した。

 日本ハム打線は東北楽天の先発・美馬の前に3回まで1安打無得点に抑え込まれていたが、4回裏に大田の2塁打と四球で1死1、2塁から横尾が左中間へ先制の2号3ラン。続く5回裏には西川が8号2ランで加点。6回裏には渡辺のタイムリー3塁打と清水の犠牲フライで計7得点。投手陣は先発の大谷の後、6回途中から宮西、白村、公文、井口と繋いで、完封リレー。大谷が「こんなに遅れて申し訳なかったなという思いで、早くいいピッチングしたいなという思いで、マウンドにいきました。勝てて良かった」と、昨年9月28日の埼玉西武戦以来349日ぶりの白星を挙げた。

 敗れた東北楽天は、先発の美馬が5回6安打5失点で7敗目を喫して自身初の10ケタ勝利はお預け。打線もわずか2安打と振るわなかった。