- プロ野球
2017.09.10 23:48
“圧巻救援”で前人未到の50セーブ!福岡ソフトバンクのサファテが記録ラッシュ!

ロッテ戦の9回途中から登板し、前人未到の50セーブ目を挙げたソフトバンクのサファテ=ZOZOマリン【写真提供:共同通信社】
福岡ソフトバンクのデニス・サファテ投手が10日の千葉ロッテ戦(ZOZOマリン)でシーズン50セーブ目をマークした。
圧巻だった。2点リードで迎えた9回裏に4番手の森が登板するも3連打を許して1点を返され、尚も無死1、2塁の場面で今季61試合目のマウンドへ。すると、平沢を全球150キロ超のストレートで三振に仕留めると、続く高濱はストレートを3球続けた後に141キロのフォークで三振。最後は荻野に対してもストレート4球の後の143キロのフォークで三振。全14球を投げ、ストレートはすべて150キロ超で、3者連続の空振り三振。セーブ数を前人未踏の「50」の大台に乗せた。
広島東洋、埼玉西武を経て、今季で日本通算7年目、現在36歳のサファテ。今年の4月には日本通算178セーブ目を挙げてクルーン(横浜)を抜いて外国人選手の最多セーブ記録を更新。7月には通算200セーブをマークし、9月5日のオリックス戦では今季47セーブ目を挙げて、05年の岩瀬(中日)、07年の藤川(阪神)の日本記録を更新済み。今季は残り16試合。優勝へのカウントダウンが始まっている福岡ソフトバンクだが、その中で最終回を締めるサファテへの声援も日に日に増している。