- プロ野球
2017.09.06 23:33
武田今季初完封で福岡ソフトバンクが6連勝!優勝マジック10!

完封でオリックスに大勝し、ナインとタッチを交わすソフトバンク・武田(中央)ら=ほっともっと神戸【写真提供:共同通信社】
投打に圧倒した福岡ソフトバンクが8対0でオリックスに大勝した。
オリックスは今季0勝2敗、防御率6.75と勝ち星のない左腕・山田、福岡ソフトバンクは同4勝2敗、防御率3.30で7月の1軍復帰以降徐々に調子を上げて来た武田が先発。試合は立ち上がりから福岡ソフトバンクペース。初回に今宮12号ソロで1点を先制すると、3回には柳田のタイムリーとデスパイネの30号3ランで4対0として山田をノックアウト。その後も攻撃の手を緩めず、6回には3番手の小林を攻め、満塁から髙谷が走者一掃のタイムリー2塁打を放って勝負を決めた。
そして福岡ソフトバンクの今日最大のハイライトは武田の投球だった。計8安打は許したものの、要所をしっかりと締めて計8奪三振。昨年7月26日以来の完封勝利を無四球で飾った。チームもこれで6連勝とし、優勝マジックを10とした。
敗れたオリックスは、先発の山田が3回6安打5失点で早々に降板すると、打線がヒットこそ放つもタイムリーは打てずに完封負け。「先発の山田はいつも同じことの繰り返しだ。打つ方もチャンスは作るけど、あと1本がね。これでは勝てない…」と福良監督。神戸での今季最終戦を飾ることはできなかった。