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プロ野球

筒香&ロペス弾で横浜DeNAが快勝!今永が10勝目!

10勝目を挙げ、ウイニングボールを手にポーズをとるDeNA・今永=横浜【写真提供:共同通信社】


横浜DeNAが4対1で中日に勝利。2年目の今永が大台となる2ケタの10勝目を挙げた。

 横浜DeNAは前夜の試合でサヨナラ勝ちを飾った勢いに乗って中日の先発・バルデスの立ち上がりを攻めた。1回裏、安打で出塁の桑原が2塁に進むと、筒香とロペスの2者連続となるタイムリー2塁打。さらに2死3塁と続く好機には嶺井がセンターへ弾き返すタイムリーでたたみ掛け一挙3点を奪った。

 横浜DeNAの先発は今季9勝5敗、防御率2.66の今永。自身4連勝中の安定感のある投球をこの試合も披露した。初回に先頭打者の出塁を許すも併殺で難なく凌ぐと、2回と3回を3者凡退。4回表は1死から大島に安打を浴びるも、続くゲレーロと福田の強打者を退けた。5回表は3つのアウトをすべて空振り三振で奪うと、唯一の正念場は7回表。1死から連打を浴びて1、3塁。ここで前の打席で安打を浴びている木下拓を迎えた場面も、サードへの併殺打に。すると直後の7回裏には桑原の2塁打をきっかけに作った1死3塁の好機に筒香の内野ゴロで加点。今永の降板後はエスコバーから三上と繋ぎ、最後は山崎康が締めくくり19セーブ目がついた。

 今永は7回を6安打7奪三振の無失点で10勝目。「(10勝の)全部が辛かったと思いますが、助けられて10勝することができた。これからの試合も全勝したい」とさらなる高みを目指していた。

 一方、敗れた中日は先発のバルデスが2回以降は立ち直りを見せるも8敗目。打線も8回表に大島の内野ゴロの間に挙げた1点に終わり、ビシエドの抜けた穴の大きさを痛感する2試合となってしまった。