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プロ野球

中日・ゲレーロが12球団最速での30号アーチ!

3回、30号3ランを放ち、三塁コーチとタッチを交わす中日・ゲレーロ=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


 中日のゲレーロが13日の東京ヤクルト戦(ナゴヤドーム)で勝ち越し3ランを放ち、12球団最速でのシーズン30本塁打に到達した。

 1対1の同点で迎えた3回2死2、3塁。東京ヤクルトの先発・由規の1ボールからの2球目、甘く入ったスライダーを「完璧に捉えられた」とフルスイングすると、高々と舞い上がった打球はそのまま左中間スタンドへ突き刺さった。

 自身2試合連発弾は今季30本目のアーチ。中日の選手が両リーグ最速でシーズン30号をマークするのは1994年の大豊泰昭、96年の山崎武司以来、21年ぶり3人目。シーズン30本塁打に関しても、2010年の和田一浩、ブランコ以来7年ぶりとなった。

 来日1年目のゲレーロは、4月を終えて打率.217で2本塁打と出遅れたが、5月に月間10本塁打と爆発し、6月9本塁打、7月も7本塁打と好調をキープ。8月に入ってペースを落として9試合アーチなしが続いたが、ここに来て再点火。107試合で30本塁打は、143試合換算でちょうど40本塁打。助っ人砲のさらなるペースアップに期待したい。