- プロ野球
2017.08.04 22:52
阪神・メッセンジャーが今季初完封!ハーラートップタイ11勝目!

今季初完封で11勝目を挙げ、梅野(右)とタッチを交わす阪神・メッセンジャー=京セラドーム【写真提供:共同通信社】
阪神が3対0で東京ヤクルトに完封勝ち。助っ人右腕同士の投げ合いを制した。
阪神は今季10勝5敗、防御率2.61のメッセンジャー、東京ヤクルトは同5勝8敗、防御率3.62のブキャナンが先発すると、立ち上がりから投手の様相。4回まで、メッセンジャーが1安打1四球で無失点。ブキャナンは1死球のみの無安打無失点に抑えた。
均衡が破れたのは5回。阪神は先頭の中谷が四球で出塁すると、続く鳥谷のフラフラっと上がった打球はセンター・山崎の前に落ちる安打となる。この当たりで1走・中谷は3塁を狙い、山崎のカバーに入ったレフト・バレンティンが悪送球すると、一気に生還。幸運にも助けられて先制点を奪うと、7回には先頭のロジャースが2塁打で出塁した後に中谷がレフトへ貴重な2ランを放ってリードを広げた。
先発のメッセンジャーはストレートの走り、変化球のキレ、制球、どれも申し分なく9回を1人で投げ切り、4安打無失点。今季初完封でリーグトップに並ぶ11勝目を挙げた。
対する東京ヤクルトは、3回に先頭の大引がチーム初安打を放つが後続が併殺打に倒れ無得点。5回にも奥村、大引の連打で1死1、3塁としたが、三振ゲッツーでチャンスを逃す。ブキャナンは威力あるストレートとキレのあるカットボールで7回を3安打3失点と好投したが、打線の援護に恵まれなかった。