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プロ野球

18安打10得点!読売巨人が打線爆発&今季初の2ケタ得点で4連勝!

ヤクルトに勝利し、タッチを交わす巨人ナイン=静岡【写真提供:共同通信社】


18安打を放った読売巨人が10対3で東京ヤクルトを下し、連勝を4に伸ばした。

 静岡・草薙球場で行われたこの一戦は、雨の影響で30分遅れのプレーボールとなった。先発は、東京ヤクルトが今季2勝6敗、防御率3.71の原、読売巨人が同8勝5敗、防御率2.62のマイコラス。先制は東京ヤクルト。1回裏、2死1、3塁の場面で5番・リベロがライトへタイムリー2塁打を放ち2点を奪った。

 先にリードをもらった原だったが、初回から制球が定まらず、ランナーを背負う厳しいピッチングを強いられる。そして迎えた3回表。読売巨人は、この回先頭の9番・マイコラスが高めのストレートをレフトスタンドへ運ぶ2号ソロで1点差。これで流れが徐々に読売巨人に傾くと、5回表に4番・阿部のタイムリーで同点に追いつき、さらに6番・亀井がライトへ3号3ランを放ち、一気にリードを3点に広げた。その後も、効果的に追加点を加えた読売巨人がそのまま逃げ切り。亀井は、7回表の打席でも2打席連続の4号2ランを放つなど、この日5打数5安打6打点の大活躍を見せた。

 大量援護をもらったマイコラスは、完投はならなかったが、8回6安打2失点、10奪三振で9勝目。敗れた東京ヤクルトは、先発の原が踏ん張れず、打線も繫がりを欠いた。また、9回に移籍後初登板となった屋宜も3失点と結果を残せなかった。