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プロ野球

東北楽天の37歳・久保、移籍後初&3年ぶり白星!

9回に登板し、3年ぶりに白星を挙げた楽天・久保=Koboパーク宮城【写真提供:共同通信社】


東北楽天の久保が23日のオリックス戦(koboパーク宮城)で、巨人に在籍していた2014年9月17日の広島戦以来1040日ぶりの白星をマークした。

 「昨日悪い流れを作ってしまい、投げさせなくていいピッチャーを投げさせてしまったので、その反省を踏まえて必死に投げました。何も考えずにミット目がけて思いっきり投げることだけを考えました」と久保。2安打2失点の前日から、この日は2対2の同点で迎えた9回に3番手として登板。若月を内角ストレートでセカンドフライ、セーフティーバントを試みた小島をしっかりと投手ゴロに仕留めると、大城は142キロのストレートでライトフライに打ち取り、打者3人をわずか7球でピシャリと抑えた。

 その裏にアマダーがサヨナラ本塁打を放ち、自身3年ぶりの勝利が舞い込み、「うれしいです」と短く語った久保。読売巨人、横浜DeNAでの戦力外を経て、今年2月の春季キャンプにテスト生として参加した末に東北楽天に入団したベテラン右腕は、これで今季13試合に登板して防御率2.60。「今年1年、野球ができる環境を与えてくれた球団に感謝していますし、感謝をプレーで少しずつ返していけるように頑張ります」と語り、地元ファンから大きな声援を浴びていた。