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プロ野球

広島東洋が大勝!岡田快投8勝目で貯金25!

4回、本塁打を放ちナインに迎えられる広島・鈴木=マツダ【写真提供:共同通信社】


 広島東洋が中日に12対1で大勝し、貯金を今季最多の25とした。先発の岡田が7回途中1失点で、自身約1か月ぶりの8勝目。打線は18安打でスタメン選手が全員打点を記録し、中日の5投手から12得点を奪った。

 広島東洋は3回に四球と相手失策などで2死3類とし、菊池がショートへの当たりを気迫のヘッドスライディングで内野安打として1点を先制した。続く4回に「自分のスイングでしっかり捉えることができた。岡田さんが頑張っていたので、追加点につながってよかった」という鈴木のソロ本塁打を皮切りに、4長短打で3点を追加すると、ここから8回まで怒涛の攻撃が続いた。5回安部と岡田のタイムリーで4点、6回は松山と新井のタイムリーで2点、7回は丸のタイムリーで1点。8回には會澤が内野ゴロで打点を挙げて先発全員打点が完成した。

 中日は岡田の前に6回まで走者を1人も出すことができなかった。7回に先頭の京田が2塁打を放って大記録は免れ、大島のタイムリーで1点を返し、なおも2死満塁として岡田を降板させたが、代わった中田廉の前に福田が三振に倒れた。先発した鈴木が4回持たずKOされ、リリーフ陣も広島東洋の猛攻を止めることができなかった。