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プロ野球

東京ヤクルト7月未勝利での屈辱14連敗…

阪神に敗れ14連敗、ベンチでぼうぜんとするヤクルト・真中監督(右)=神宮【写真提供:共同通信社】


東京ヤクルトが21日の阪神戦(神宮)で1対11の大敗を喫し、1分けを挟んで14連敗を喫した。

 7月未勝利で迎えた今月15試合目。初回に1死2塁から坂口のセンター前ヒットで2塁走者・山田が本塁突入もタッチアウトとなると、4回には高山のライトへの飛球を右翼手・上田が見失って出塁を許した後にロジャースに2ランを被弾。以降は完全に相手ペースで試合が進んで見せ場なく一方的な展開で敗れた。

 東京ヤクルトの14連敗は、1970年8月4日から8月25日に記録した球団ワースト16連敗以来47年ぶり。1950年3月21日から4月16日に1分けを挟んでの14連敗以来と合わせて球団史上3度目。今季最長連敗の13連敗で巨人と並んでいたワースト記録も更新した。

 白星のない7月は15試合で33得点74失点。この日は10点差の大敗だったが、前日までの13敗中、1点差負けが6試合で、2点差負けも3試合と流れ一つで勝てた試合もあった。とにもかくにも球団ワーストまで残り2。これ以上、屈辱を味わう訳にはいかない。