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松本の一打で熱戦に決着!北海道日本ハムがサヨナラ勝ち!

11回、サヨナラ内野安打を放ち、ナインの手荒い祝福を受ける日本ハム・松本(右から2人目)=札幌ドーム【写真提供:共同通信社】


 北海道日本ハムが4対3で東北楽天にサヨナラ勝ち。延長11回、1死1、3塁から松本がサヨナラ内野安打で、4時間超の試合に決着を付けた。

 北海道日本ハム・吉田と東北楽天・塩見の両先発が好投し、5回までにはスコアボードに0が並んだ。均衡を破ったのが東北楽天。6回に今江のタイムリーで1点を奪い、さらに島内の2点タイムリー2塁打で東北楽天が3点を先制した。

 7回には連打で無死1、2塁のチャンスを作るなど、塩見から7安打を放ちながら得点できなかった北海道日本ハムだが、投手が福山に代わった8回に4番のひと振りで試合を振り出しに戻した。先頭打者の四球から中田がヒットでつなぎ、レアードが「完璧だった。なかなか点が取れない重い展開で、なんとか振り出しに戻せてよかった」という21号3ランを放って同点とした。

 その後はリリーフ勝負となり、両チームとも得点を奪えず迎えた延長11回、北海道日本ハムは東北楽天5番手の金刃を攻め、1死から中島、西川の連打の後、松本が二遊間へサヨナラ打で勝敗が決した。オールスター後、後半戦初勝利の北海道日本ハムは連敗を5で止めた。

 東北楽天は7回以降、追加点を奪えず、今季防御率0.00の福山が手痛い一発を浴び、連続自責点0は37試合でストップ。チームは連勝が6で止まり、球団タイ記録となる7連勝を逃した。