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2017.07.19 22:37
【7月19日プロ野球全試合結果】巨人・ルーキーの畠世周がプロ初勝利、楽天が6連勝、ヤクルトが痛恨の13連敗
■ソフトバンクが西武との乱打戦を制す…甲斐拓也が2発含む3安打4打点
ソフトバンクは7月19日、北九州市民球場で西武と対戦。両チーム合わせて28安打が飛び交う乱打戦を制し、10-6で勝利した。
ソフトバンクは0-2と2点ビハインドで迎えた3回裏、甲斐拓也捕手が今季第4号のソロ本塁打を放ち1点を返すと、1-3と再び2点差とされて迎えた4回裏には、甲斐がこの日2本目となる3点本塁打を放ち4-3と逆転に成功。
その後、互いに点の取り合いとなり、6-6で迎えた8回裏には、走者一、三塁の好機で上林誠知外野手が適時打を放ち勝ち越しに成功。さらに福田秀平外野手らにも適時打が飛び出し10-6とリードを広げた。
投げては、4番手の岩崎翔投手が今季5勝目。敗れた西武は、投手陣が振るわなかった。
■ヤクルト、痛恨の13連敗…バレンティンと山田の一発で一時勝ち越すもリリーフが誤算
ヤクルトは7月19日、横浜スタジアムでDeNAと対戦。主軸の一発攻勢で一時は勝ち越すもリリーフが崩され、3-5で敗れた。
ヤクルトは2回表、バレンティンの今季第13号のソロ本塁打で先制。その後、DeNAに1点を勝ち越されるも、6回表には山田哲人が第14号のソロ本塁打、続く7回表にはバレンティンがこの日2本目のアーチを描き、3-2と勝ち越しに成功した。
しかし7回裏、リリーフ陣がピンチをまねくと、筒香嘉智外野手に同点の適時打を浴び、8回裏には桑原将志外野手に適時三塁打を打たれ、3-5と勝ち越しを許した。
ヤクルトは痛恨の13連敗を喫し、またも7月の初白星はお預けとなった。
■巨人、ルーキーの畠世周がプロ初勝利…中日は終盤の猛追及ばず
巨人は7月19日、ナゴヤドームで中日と対戦。ルーキーの畠世周投手が8回途中2失点の好投を見せ、6-5と勝利した。
巨人は初回、1死満塁の好機を作ると、阿部慎之助内野手が犠飛を放ち1点を先制。続く好機に陽岱鋼外野手が今季第3号となる3点本塁打を放ち、4-0とリードを広げた。4回表にマギー内野手の第9号のソロ本塁打で加点した巨人は、8回表にもマギーが適時打を放ち、6-0とした。
投げては、先発の畠が好投を見せて嬉しいプロ初勝利。敗れた中日は、8回裏に荒木雅博内野手の適時打など打線がつながり2点を返すと、土壇場の9回裏にも3点を返す粘りを見せたが、あと一歩及ばなかった。
■首位・広島、阪神に大勝しゲーム差9に…田中広輔が3安打4打点で打線牽引
広島は7月19日、甲子園球場で阪神と対戦。15安打と打線が爆発し、14-3で大勝した。
広島は0-2と2点ビハインドで迎えた6回表、1死一、二塁の好機を作ると、鈴木誠也外野手が適時打を放って1点を返す。続く1死満塁の場面では新井貴浩内野手が犠飛を放って同点とした。
その後、3-3で迎えた8回表、新井の適時二塁打で4-3と勝ち越しに成功すると、田中広輔内野手の適時三塁打や菊池涼介内野手の犠飛、鈴木の適時打など打線がつながり一挙に8点を奪った。
投げては、3番手の一岡竜司投手が今季4勝目。敗れた阪神は終盤に投手陣が崩壊。首位広島とのゲーム差は9に開いた。
■楽天、怒濤の6連勝…岸孝之が7回1安打無失点で今季8勝目
楽天は7月19日、札幌ドームで日本ハムと対戦。先発の岸孝之投手が7回10奪三振1失点の好投を見せ、3-2で勝利した。
楽天は2回表、ウィーラー内野手が今季第20号のソロ本塁打を放ち1点を先制すると、6回表には相手バッテリーのミスにより1点を追加。8回表には指名打者アマダーが第9号のソロ本塁打を放ち3-0とリードを広げた。
投げては、先発の岸が日本ハム打線を封じて今季8勝目。敗れた日本ハムは、8回裏に西川遙輝外野手の2点本塁打で1点差まで詰め寄るも、反撃はそこまでだった。