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高校野球

【鹿児島】ノーシードの鹿児島が決勝へ 2度の逆転で延長12回サヨナラ勝ち

 ◇第99回全国高校野球選手権鹿児島大会準決勝 鹿児島10―9鹿屋中央(2017年7月18日 県立鴨池)

<鹿屋中央・鹿児島>延長12回の激闘をサヨナラ勝ちで制し、喜ぶ鹿児島ナイン

 ノーシードから勝ち上がった鹿児島が、準決勝で、延長12回の激闘の末に鹿屋中央を10―9で破った。19日の決勝で、春の九州王者・神村学園と対戦する。

 3回に5点を先制されたが、7回に3点を奪って7―5と逆転。8回に4点を取られて再び7―9とされたが、8、9回に1点ずつを取って追いつき、延長12回1死満塁で4番・福山樹(3年)が中前にサヨナラ打を打った。

 8回途中から5番手投手として登板していた福山は「ここで決めないと男じゃないと思ってましたし、打てる気しかしなかった」と喜んだ。準々決勝の鹿児島実戦は、2―6から8、9回に5点を奪って逆転勝ち。その勢いを持ち込み「ここまできたら、甲子園しかありません!」と叫んだ。

 通称「かこう」と呼ばれる私立校の鹿児島は、1963、67年に夏の甲子園に出場している。50年も聖地から遠ざかっているが、就任17年目の上之薗大悟監督から「何か違う。おまえらは、行ける」と言われ、「3度目の甲子園」をスローガンに猛練習を積んできた。

 「つまようじ打線」と周囲に言われたチームが、この試合は15安打10得点。指揮官と親子鷹で、1番・捕手の上之薗太雅(2年)は「1日1日の成長がすごいし、負けるイメージがない」と、決勝を見据えた。