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長野先頭打者弾&マイコラスが投打に活躍!読売巨人が4連勝!

4連勝し、先発のマイコラス(右)とタッチを交わす巨人・高橋監督=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


読売巨人が5対1で中日に勝利。オールスター前から続く連勝を4に伸ばした。

 先発は今季7勝4敗、防御率2.73のマイコラスと、同2勝4敗、防御率5.17の小笠原。ふたりの投げ合いは6月24日の東京ドーム以来となる今季2度目の顔合わせ。前回のマイコラスは6回2/3を6失点でKOを食らっていたが、この試合は見事にリベンジを果たした。

 まずは打線が中日・小笠原の不安定な立ち上がりを捉える。初回、先頭打者の長野が「塁に出ることだけを考えていました」とレフトスタンドに運ぶ9号ソロで先制。2回表は陽岱鋼と中井の連打で無死1、3塁とすると、小林のサードゴロの間に加点した。中盤の6回表には3者連続四球で得た満塁の場面でマイコラスの2点タイムリーで中押しに成功。1点を返された直後の7回表には先頭打者マギーの2塁打と坂本の進塁打で1死3塁とし、4番・阿部の鮮やかなタイムリーで勝利を大きく手繰り寄せた。

 5回を2安打に抑えて流れを呼び込んだマイコラスにとって唯一のピンチは6回裏。ゲレーロのタイムリーで1点を返され、なおも続く1死1、2塁の場面もビシエドと藤井を凡打に打ち取った。マイコラスは「きょうはすべての球種が良かったと思う。相手は素晴らしいラインアップだったし、積極的に振ってくる打者が多いので、球を低目に集めてバックにも助けられた」と7回を最少失点で投げ抜き今季8勝目を挙げた。

 一方、中日は5連敗で借金が8に。5回2/3を4失点で自身3連敗となった小笠原は「立ち上がりも何もかもダメでした…」と反省の弁が並んだ。