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プロ野球

阪神 マテオ&ドリス 来季も戦力 早くも戦略構想に入った

 阪神が、「勝利の方程式」としてチームを支えるマルコス・マテオ投手(33)、ラファエル・ドリス投手(29)の2人を、来季も必要戦力として構想していることが13日、分かった。残りシーズンで致命的な故障などに見舞われない限り、来季も残留を前提に交渉を進める方針だ。

阪神のドリス(右)とマテオ

 来季も、もちろん必要戦力だ。7回を担う桑原とともに、金本阪神の「勝利の方程式」を支える「8回の男」マテオと「守護神」ドリス。他球団の反撃をことごとく跳ね返す鉄壁のドミニカン・コンビが、今季79試合を終えた段階で早々と来季の戦略構想に入った。

 来季残留に、ほぼ当確ランプが灯ったと言っていいだろう。球団幹部はマテオとドリスについて「今年のここまでの活躍から考えたら、来季も間違いなく必要戦力でしょう」と見通しを立てた。シーズン残り64試合で、よほどの故障などがない限り、残留を前提に交渉を進める方針だ。

 頼もしい男たちだ。兄貴分のマテオは来日2年目の今季、20セーブを挙げた昨季以上のパフォーマンスを見せている。開幕から8回を担うセットアッパーとして固定され、38試合登板6勝2敗23ホールド、防御率1・75。23ホールドはリーグトップタイで、29ホールドポイントは同単独トップだ。開幕直後は対左打者にモロさも露呈したが、切れ味鋭い縦スライダーを駆使するなど対策を講じ、力投を続けている。

 そして、ドリスは不動の守護神だ。昨年秋に右肘手術も、潜在能力を高く評価する指揮官の強い要望もあって今春キャンプでテストを受け、契約を更新。肘の不安が消えたことで球威を増した最速159キロの直球とフォークを武器に、目下35試合登板1勝3敗23セーブ、防御率2・94で23セーブはリーグ2位。特筆すべきは33回2/3で44奪三振、驚異の奪三振率11・76だ。勝負所で三振を奪うことができ、今やNPB屈指のクローザーと言える。

 金本監督に「6回までにリードするというスタイルを、どんどん確立していきたい」と言わしめるほどの存在感を示す「勝利の方程式」。桑原とともに、その屋台骨を背負うマテオとドリスは、来季も「続投」の方針だ。