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プロ野球

大和3安打4打点の大暴れ!阪神が1点差で逆転勝利!

中日に逆転勝ちし、お立ち台でポーズをとる阪神・中谷(左)と大和=甲子園【写真提供:共同通信社】


阪神が5対4で中日に勝利。前半戦最後の一戦を制した。

 阪神は7勝4敗、防御率3.26の秋山、中日は5勝5敗、防御率2.75のバルデスと共に安定感のある投手が先発マウンドに上がった。初回に2点を奪われた阪神だったが、2回裏1死1塁から大和がレフト線を破る2塁打を放つと、大山が激走を見せて1塁から長駆生還。好走塁で点差を詰めた。

 その後、先発・秋山は6回4安打ながら2ラン2発を浴びて4失点とリードを広げられてしまうが、打線が6回に上本、糸井、中谷の3連打で1点を返すと、2死満塁から大和の2点タイムリーで試合を振り出しに戻す。そして同点の8回には2死2塁からまたしても大和がレフト前タイムリー。この一打でこの試合初めてリードを奪うと、最後はドリスが締めて逆転勝ち。貯金7の2位でペナントレースを折り返した。

 中日は初回、2死2塁から4番・ゲレーロがレフトスタンドに23号2ランを放ち先制に成功。2回に1点を返されるが、6回には1死2塁から大島がライトポールを直撃する2号2ランを放ちリードを3点に広げる。そのまま逃げ切りたいところだったが、バルデスがその裏に同点を許すと、8回に3番手の又吉が痛恨の失点。4連敗で前半戦を終えた。