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プロ野球

菅野7回零封で9勝目!読売巨人が完封勝ち!東京ヤクルトは9連敗…

ヤクルトに勝利し9勝目を挙げ、ナインを出迎える巨人・菅野(中央)=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


 読売巨人が2対0で東京ヤクルトを下し、3カード連続での勝ち越しを決めた。

 この試合の先発は、読売巨人が今季8勝4敗、防御率2.34のエース菅野。一方の東京ヤクルトは同3勝3敗、防御率3.86の星。今季、対東京ヤクルト戦に2度先発し2勝、防御率0.53と圧巻の投球を見せる菅野は、この日も安定感抜群。ストレート、シュート、カットボール、スライダーなど多彩な球種を駆使し相手打線に的を絞らせず。4回までゼロを並べた。

 エースを早く援護したい読売巨人打線は4回裏、4番・阿部、5番・村田の連続ヒットなどで無死満塁とチャンスを作り出すと、7番・中井がきっちりと犠牲フライを放ち、1点を先制した。 いつもより球数を擁しながらも相手打線を抑える菅野は6回表。この試合初めて先頭打者を出すが、3番・山田、4番・バレンティンを連続三振に仕留め反撃を許さず。その裏、この回先頭の3番・坂本が第9号ソロを放ち、主導現を渡さなかった。

 結局菅野は、7回を投げ5安打無失点。その後は、8回を西村、9回をカミネロが締めて完封リレーを。ハーラートップの9勝目を挙げた菅野は、「6回に3番、4番を三振に取れたのが分岐点だったかなと思います」と、ポイントとなったイニングを振り返った。

 9連敗となった東京ヤクルトは、先発の星が7回2失点と好投を見せたが打線が援護できず。試合後、真中監督は「打線がつながらない」と肩を落とした。