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高校野球

【埼玉】ベース踏み忘れで得点取り消し サヨナラ負けの日高主将「悔いはない」

 ◇第99回全国高校野球選手権埼玉大会2回戦 日高3―4飯能(2017年7月11日 川越初雁)

 日高が、延長の激闘の末にベース踏み忘れによる得点取り消しで、悲運のサヨナラ負けを喫した。2―2で突入した延長の12回表、1点を勝ち越し、なおも2死満塁の好機で4番・岡村主将が中越えへ走者一掃の三塁打を放ち、3点を追加した。

 しかし、相手の飯能による、一塁を踏んでいないとのアピールプレーが認められてアウトとなり、3点は取り消された。その裏に2失点して敗れる幕切れに、岡村は「あれで流れが変わった。主将として申し訳ない。勝ちゲームを負けゲームにしてしまった」と主将としての責任感から号泣した。

 岡村は正智深谷からの転校生。2年生だが、高校野球ができるのは今年限りで、これが「最後の夏」だった。しかも、対戦相手の飯能とは、3月まで部員不足のために合同チームとして戦っていた。「対戦相手が決まった時、何で飯能なんだ、という気持ちだった。けど、戦ってみて相手が飯能で良かったと思う。飯能だからこそ、ここまでやれた。悔いはない」。元チームメートに後を託し、最後は涙をぬぐった。