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プロ野球

銀次でマイナス0.5差再奪首 7回V撃、パ最多11度目猛打賞

 ◇パ・リーグ 楽天5―4西武(2017年7月9日 Koboパーク宮城)

<楽・西>西武に勝利し、ファンとタッチを交わす銀次

 自らのバットで決める。楽天・銀次が心に誓ったのは4―4の7回1死一、三塁。初球のスライダーを捉え、中前に決勝打を放った。

 「自分のスイングをしたら安打になると思っていた。積極的に打ってやろうという気持ちだった」。初回に4点のビハインドを背負う展開も追いつき、選手会長が決めた。7日に2位に転落したが、日本ハムに敗れたソフトバンクを再び勝率で上回った。「マイナス0・5ゲーム差」で3日ぶりの首位返り咲きだ。

 交流戦で不振に陥り、打撃フォームを微調整。両足の爪先を外側に広げる「がに股打法」にした。「体を大きく使えるようになったし、良い形でバットが出ている。自分に合うフォームが見つかった」。がに股にすることで重心が下がったという。胸を張れるようにもなり、腰の回転がスムーズになった。この日3安打でリーグ再開後は打率・431だ。今季通算も・320。リーグ5位からソフトバンク・柳田(・326)に次ぐ2位に浮上し、チームの首位争い同様に白熱している。

 11日からは敵地で2位・ソフトバンクと対戦。前半戦最後のカードとなる2連戦に、ダブルエースの則本、岸が先発し、死にものぐるいで「2勝」をつかみにいく。「自分たちの野球を強い気持ちでやっていくだけ」と銀次。不動の5番打者が援護射撃し、首位攻防戦を制する。 (黒野 有仁)

 ≪7月は打率.538≫銀次(楽)が7回勝ち越しの適時打を含む3安打。今季の猛打賞は11度目でパでは秋山(西)と並び最も多い。これで今月は26打数14安打、打率.538と絶好調。7月のパ規定以上の打者では柳田(ソ)の.423を抑え月間最高打率だ。また、この日は4点差をはね返し逆転勝ち。今季楽天の4点差以上の逆転勝利はパ最多の3度目だが、それらの試合で銀次は通算12打数7安打(打率.583)、3打点2V打と貢献している。