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プロ野球

プロ初本塁打&初サヨナラ打!阪神・糸原DAY!

9回阪神2死一、二塁、糸原が中越えへサヨナラ二塁打を放つ=甲子園【写真提供:共同通信社】


夕方に強く降った雨の影響で開始が15分遅れた阪神対読売巨人の試合は、7対6で阪神が勝利した。

 阪神は3回、2死1塁から中谷が本塁打を放ち2塁を先制。4回に同点とされるが、上本の適時打ですぐさま勝ち越しに成功する。先発・岩貞は5回に一発を浴び、再び追いつかれるが、打線はその裏、1死2塁から高山が勝ち越しの適時打を放つ。さらに続く糸原がプロ初となる本塁打を放ちリードを3点に広げた。

 岩貞が5回3失点でマウンドを降りると、6、7回は桑原が無失点。イニング跨ぎの仕事をこなし、助っ人リレーで逃げ切りを図ったが、9回に守護神・ドリスがまさかの3失点。土壇場で試合を振り出しに戻されるが、その裏、2死から走者を2人ためるとこの日3安打と当たっていた糸原がセンターオーバーの自身プロ初のサヨナラ打を放ち、劇的勝利。2位の座を死守した。

 読売巨人は2点を追う4回、2死1塁からマギーと陽が連続で適時2塁打を放ち同点に追いつく。1点を勝ち越されて迎えた5回にも長野の本塁打で再び試合を振り出しに戻す。しかし、先発・山口がその裏につかまり3失点。それでも3点を追う9回に無死2、3塁から代打・亀井の2点適時打で1点差とし、さらに2死1、3塁から坂本がレフト前に同点の適時打。通算1500安打目は価値ある一打となったが、2死満塁から勝ち越しを逃すと、最後はマシソンが痛打を浴び、カード3連勝はならなかった。