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大学野球

昨夏に「一生の後悔」…立教池袋・小幡 雪辱の夏にコールド発進

 ◇高校野球東東京大会1回戦 立教池袋7―0九段中教校(2017年7月8日 神宮)

<立教池袋・九段中教校>立教池袋先発・小幡は8回1安打無失点で完封

 第99回全国高校野球選手権大会の地方大会は23大会で110試合が行われた。東東京大会では開幕戦で立教池袋が九段中教校に8回コールド勝ち。エース右腕・小幡圭輔投手(3年)が8回1安打完封の好投で初戦を突破した。9日は全国31大会で326試合が行われる。

 「立教」が再び神宮を沸かせた。エース右腕・小幡が8回にコールド勝ちを決める右前適時打を放った。「初回に併殺打を打っていたので、ここで決めようと思った」と笑顔があふれた。

 「主将としてプレーでチームを引っ張りたい」と語るエースは、投げても自己最速にあと1キロと迫る138キロを記録。8回を投げ、わずか1安打。2回先頭打者に左前打されただけで、9三振を奪った。開会式中から「真っすぐで攻めようと決めていた」とプラン通りの投球でチームの勝利を呼び込んだ。

 昨年は3回戦の都小山台戦で最大10点リードを守り切れずに大逆転負け。小幡は雨の影響もあって6回7失点と崩れ、逆転負けのきっかけをつくった。「一生の後悔」と話すほどの悔しさを忘れないために敗戦後の整列写真を携帯電話の待ち受け画面に設定。あえて雨の中での投球練習も行った。走り込みの成果もあり、最速は昨年より5キロ増。課題だったスタミナ不足も克服し、自信をつけた。

 兄貴分の「立大」は東京六大学春季リーグを99年秋以来35季ぶりに制し全日本大学選手権でも優勝した。「今年は立教の年だと言われている。僕たちも流れに乗って勝ち上がっていきたい」と快進撃を誓った。 (大石 真由香)

 ▽立教池袋の大逆転負け 都小山台に対し、初回に打者15人で10点を先制。大量リードで主導権を握ったが、3回以降じわじわと追い上げられ、8回には打者10人で一挙6点を奪われて逆転を許し、12―14で敗れた。両軍合計25安打の打撃戦だった。