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プロ野球

12安打9得点!横浜DeNAが投打で圧倒!

6回、ロペスの2点打で生還した田中浩(左)を迎えるDeNAのラミレス監督=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


2ケタの12安打を放った横浜DeNAが9対0で中日に快勝。本拠地8連勝中の中日の勢いを止めた。

 先発は今季2勝3敗、防御率4.14の小笠原と、同3勝4敗、防御率3.61の井納。井納は前回、6月30日の巨人戦に登板し、7回1失点で約1か月ぶりの白星。この試合も序盤に4者連続三振を奪う安定した立ち上がりを見せると、すぐに打線が応える。

 3回表、1死から桑原が2塁打で出塁すると、田中浩と筒香の連続タイムリーで2点を先制。5回表に桑原の8号ソロで加点すると、6回表には倉本と田中浩、さらにはロペスの3人による2点タイムリーで6点を奪い大勢を決めた。

 先発の井納は走者を背負ってからの投球が光った。4回裏、安打と死球で招いた無死1、2塁の場面も藤井と福田を2者連続で空振り三振に仕留めると、最後は石岡をショートゴロに。井納は7回を5安打2四死球、9奪三振と持ち前を存分に発揮し今季4勝目。2番手には北海道日本ハムからトレードで移籍のエスコバーが8回裏の1イニングを3者凡退に抑えた。

 一方、敗れた中日は連勝が4でストップ。先発・小笠原が「粘れませんでした…」と5回2/3を自己ワーストの9失点。前回、広島東洋戦でエルドレッドの3打席連続本塁打を含む4被弾、8失点と同様に試合を壊す形で4敗目を喫した。