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プロ野球

バルデス5勝目!中日が本拠地7連勝を飾る!

ヤクルトに3連勝し、お立ち台で笑顔を見せる中日・京田=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


中日が4対3で東京ヤクルトを下し、今季3度目のカード3タテを遂行。本拠地の連勝も7に伸ばした。

 先発は東京ヤクルトがセ・リーグで3位の防御率2.55を誇るブキャナンと、同4位で防御率2.65の中日・バルデス。好投手との対戦で先に攻略したのは好調の強竜打線だった。

 まずは初回、京田と亀澤の連打に相手の暴投が絡んで1死2、3塁とすると、ゲレーロのサードゴロの間に1点を先制。さらに3回裏にも京田と大島の連打で1死1、3塁。ここでゲレーロが「チャンスでまわしてくれたので、とにかく集中して、しっかりボールをとらえられてよかった」と、レフトの頭上を越すタイムリー。続く藤井もセンターへタイムリーを放ち、序盤に3点のリードを奪った。

 追いかける東京ヤクルトは主砲のひと振りで息を吹き返す。6回表に藤井と上田の連打で走者をためると、4番・バレンティンがライトスタンドぎりぎりに運ぶ11号3ランで同点に。しかし直後の6回裏、福田と代打・松井佑の安打でつくった1、3塁の好機に、京田のセカンドゴロの間に1点をもぎ取り、これが決勝点となった。

 バルデスは6回を106球、6安打3失点で今季5勝目。9回を無失点に抑えた田島がリーグトップの23セーブ目。リーグ連覇を成し遂げた頃の本拠地・ナゴヤドームに強い竜が蘇ってきた。

 一方、敗れた東京ヤクルトは今季ワーストの借金19に。連敗ストップを託されたチーム勝ち頭のブキャナンだったが序盤の失点に加えて、同点に追いついた直後に決勝点を奪われ5敗目を喫した。