BASEBALL GATE

プロ野球

【7月1日プロ野球全試合結果】阪神がドラ1・大山悠輔のプロ初本塁打で連敗を8でストップ、広島・エルドレッドが3打席連発


■オリックス、松葉貴大が7回2失点の好投…西武は打線が振るわず

オリックスは7月1日、メットライフドームで西武と対戦。先発の松葉貴大投手が7回2失点の好投を見せ、4-2で勝利した。

オリックスは0-0で迎えた2回表、無死満塁の好機を作ると、大城滉二内野手が適時打を放って2点を先制。続く二、三塁の場面で駿太外野手にも適時打が飛び出し4-0とリードを広げた。

その後、西武に2点差まで詰め寄られるも、松葉の後を受けたルーキーの黒木優太投手、平野佳寿投手がともに無失点に抑えて逃げ切った。敗れた西武は、先発の十亀剣が5回4失点と誤算だった。

■広島が中日に快勝…エルドレッドが3打席連発、薮田和樹は7勝目

広島が7月1日、マツダスタジアムで中日と対戦。エルドレッド内野手が3打席連続本塁打を放つ活躍を見せ、8-1で快勝した。

広島は2回裏、エルドレッドが今季第19号となるソロ本塁打を放ち1点を先制。3回裏には、エルドレッドの2点本塁打などで4点を追加し、5-0とリードを広げた。

広島はその後も攻撃の手を緩めず、5回裏にはエルドレッドがこの日3本目となるソロ本塁打で加点。6回裏には代打・バティスタが今季第5号となるソロ本塁打を放ったほか、鈴木誠也の内野ゴロの間に走者が生還するなど8-1とした。

投げては、先発の薮田和樹投手が6回1失点の好投を見せ、今季7勝目。敗れた中日は、先発の小笠原慎之介投手が6回を投げて8失点と乱調だった。

■阪神が連敗を8でストップ…ドラ1・大山悠輔のプロ初本塁打が決勝弾に

阪神は7月1日、甲子園球場でヤクルトと対戦。ドラフト1位ルーキー・大山悠輔内野手のプロ初本塁打が決勝弾となり、3-1で勝利した。

ルーキーのバットが不振にあえぐチームを救った。阪神は3回裏、2死二、三塁の好機を作ると、大山が弾丸ライナーで飛び込む3点本塁打を放ち幸先よく先制。以降の回は得点を奪えずも、先発の能見篤史投手が6回1失点の好投を見せ、今季3勝目を挙げた。

敗れたヤクルトは、打線が5安打と沈黙し、山田哲人内野手のソロ本塁打で1点を返すにとどまった。

■ソフトバンク、楽天との乱打戦を制す…デスパイネが満塁弾含む3安打5打点

ソフトバンクは7月1日、Koboパーク宮城で楽天と対戦。両チーム合わせて28安打が飛び交った乱打戦を制し、10-9で勝利した。

ソフトバンクは初回、内川聖一内野手の内野ゴロの間に1点を先制。続く走者二塁の好機で指名打者・デスパイネが適時打を放ち2-0とした。その後、楽天に2-4と逆転されるも、5回表にはデスパイネが値千金の満塁本塁打を放つなど打線がつながり、一挙に7点を追加した。

投げては、先発の千賀滉大投手が4回4失点を喫するなど投手陣は振るわなかったものの、打線が投手陣を援護した。敗れた楽天は、美馬学投手が6回10失点と振るわなかった。

■ロッテ、投打がかみ合い日本ハムに快勝…加藤翔平が2ラン含む4打点

ロッテは7月1日、ZOZOマリンスタジアムで日本ハムと対戦。加藤翔平外野手が2ラン含む4打点を挙げる活躍を見せ、7-3で快勝した。

ロッテは3回裏、1死一、三塁の好機を作ると、加藤が犠飛を放って1点を先制。5回裏には、加藤が今季第2号となる2点本塁打を放ち3-0とした。6回裏には、走者二塁の好機でサントス外野手が適時二塁打を放つなど打線がつながり4点を追加。終始試合の主導権を握った。

投げては、先発の唐川侑己投手が7回途中3失点の好投を見せ、今季3勝目。敗れた日本ハムは、村田透投手が6回途中4失点と振るわず、打線も6回まで唐川に無失点に抑えられるなど振るわなかった。

■DeNA、桑原将志が9回に逆転満塁弾…巨人は守護神カミネロが痛恨の被弾

DeNAは7月1日、東京ドームで巨人と対戦。桑原将志外野手が土壇場の9回に逆転満塁弾を放ち、6-4で勝利した。

DeNAは初回、桑原が先頭打者本塁打を放ち幸先よく先制。相手守備にミスも出て2-0とした。1回裏に巨人に1点を返されるも、以降は投手陣が踏ん張り2-1のまま終盤へ。迎えた8回裏に満塁のピンチを招くと、村田修一内野手に適時二塁打を浴びるなど2-4と逆転を許した。

それでもDeNAは9回表、2死満塁の好機を作ると、桑原がこの日2本目となる満塁本塁打を放ち6-4と逆転に成功した。投げては、3番手の加賀繁投手が今季2勝目。敗れた巨人は、守護神のカミネロ投手がまさかの一発を食らい、痛恨の敗戦となった。

関連リンク