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プロ野球

岸が8回無失点で6勝目!東北楽天が快勝で貯金21!

日本ハム―楽天  日本ハムに勝利し、ファンの声援に応える楽天・岸=札幌ドーム【写真提供:共同通信社】


 東北楽天が6対0で北海道日本ハムに快勝した。
 
 首位を走る東北楽天は初回、北海道日本ハムの先発・浦野の立ち上がりを攻め、島内が粘った末に四球で出塁すると、2番・ペゲーロがヒットで続き、相手悪送球で2、3塁とすると、3番・聖澤がセンター前タイムリーを放って1点を先制。さらに浦野の暴投や銀次の犠牲フライなどで2点を追加して、いきなり3点のリードを奪った。

 先発の岸は、1回から3回まで先頭打者にヒットを許す展開となったが、伸びのあるストレートとカーブを武器に後続を抑えると、4回以降はリズムに乗って快調にアウトを重ねた。「初回に3点とってもらって、ピンチはだいぶありましたけど、ゼロに抑えていれば追加点をとってくれるなと…。よく粘れたと思います」と岸。その言葉通りに打線が5回に銀次のタイムリー、8回にペゲーロのタイムリーで追加点を奪うと、岸は8回121球を投げて5安打無失点で今季6勝目。打線も10安打6得点と岸の好投に応え、2連勝で貯金を今季最多タイの21とした。

 敗れた北海道日本ハムは、先発の浦野が4回0/3を5安打4失点で降板。打線では1番の大田が2安打を放ったが、チーム全体では計5安打のみ。守備の乱れも響き、注目の大谷の出場もなかった。