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プロ野球

“覚醒”戸柱が5戦連続打点!リーグ6位の40打点!

ヤクルト―DeNA  1回DeNA2死満塁、戸柱が右前に先制の2点打を放つ=神宮【写真提供:共同通信社】


 横浜DeNAの戸柱恭孝が24日の東京ヤクルト戦(神宮)で先制の2点タイムリー。自身5試合連続の打点で、今季通算打点をチーム2位&リーグ6位の40打点とした。
 
 交流戦最後のオリックス3連戦で2本塁打を放った2年目は、この日も「6番・捕手」としてスタメン出場。初回の2死満塁のチャンスに打席が回ると、東京ヤクルトの先発・原樹理に対して追い込まれながらも高めに浮いた変化球をしぶとくライト前に運び、2打点をマーク。2打席目以降は凡退したが、ここ5試合で“覚醒”とも言える3本塁打13打点の大暴れ。すでにプロ1年目の昨季(23打点)を大きく上回っている打点を、また増やした。

 光るのは勝負強さ。今季の通算打率は.220だが、得点圏打率は.365。正捕手としてのリード面だけではなく、2年目の今季は打撃面でも貢献度が大きい。このまま“チャンスに打てる捕手”となれば、ラミレス監督としても非常に頼もしい限りだ。