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プロ野球

強竜打線爆発!中日が今季最多の17安打!小笠原が2勝目!

巨人―中日  7回、代打でプロ初本塁打となる3ランを放ち、ナインとタッチを交わす中日・谷=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


 今季最多の17安打を放った中日が8対0で読売巨人に勝利。連勝を4に伸ばした。

 この試合の先発は、読売巨人が今季6勝3敗、防御率2.64のマイコラス、中日が同1勝2敗、防御率3.53の小笠原。先制したのは、前日に引き続き中日。3回表、2死1塁の場面で1番・京田のタイムリー3塁打で1点を奪った。中日はさらに4回表にも無死1、3塁とチャンスを作り、5番・森野の併殺打の間に1点を追加。試合を優位に進めた。

 中日先発の小笠原は、立ち上がりからキレのいいストレートを軸に、スライダー、カーブ、チェンジアップを織り交ぜ、読売巨人打線に的を絞らせず。3回と4回には計5つの三振を奪う好投。プロ2年目の左腕をさらに援護したい打線は6回表、2死1、2塁から3番・大島、4番・ゲレーロに連続タイムリーが生まれ、読売巨人の先発・マイコラスをマウンドから引きずり下ろすと、さらに代わった森福から代打・谷が、プロ入り10年目にして初アーチ(1号3ラン)を放ち、この回一挙に5点を奪って試合を決めた。

 大量援護をもらった小笠原は9回裏、読売巨人の4番・マギーに8号2ランを浴び、プロ入り初完封はならず。最後は2番手の又吉が試合を締めた。2勝目を挙げた小笠原は、「うれしいですけど、完封したかったです」と悔しさをにじませた。

 敗れた読売巨人は、先発のマイコラスが7回途中6失点(自責5)で降板するなど、投手陣が8失点と崩壊。打線も3回から8回まで無安打の計4安打。完封負けを逃れるのが精一杯だった。