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2017.06.20 19:50
ロッテ・井口資仁、今季限りで現役引退…長く続けられたのは「野球が好きだから」
ロッテの井口資仁内野手が6月20日、今季限りで現役を引退する意向を固め、ZOZOマリンスタジアムで会見を開いた。
プロ野球の現役最年長野手でもある井口が引退を決めた。井口は1997年のドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。長打力だけでなく走攻守三拍子揃った選手として、盗塁王も2度獲得した。
2005年に海を渡りメジャーリーグでプレー。ホワイトソックスではワールドシリーズ制覇にも貢献し、その後はフィリーズ、パドレスなどを渡り歩いた。2009年にロッテに入団すると、2010年には不動の3番打者として日本一に貢献。2013年には日米通算2000本安打も達成した。
「2000本安打を打ってから、引き際は考えていた」という井口。去年の時点で来年は最後という思いだったという。長年野球を続けられたことについては「「野球がまわりの人より好きだからじゃないかな」と語った。チームの状態の悪さにも言及しつつ、「残りのシーズンをしっかり頑張って、ひとつでも上の順位を目指したい」と意気込みを見せていた。