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2017.06.18 22:09
【6月18日プロ野球全試合結果】ソフトバンクが3年連続で交流戦の頂点に、巨人・亀井善行が涙の逆転サヨナラ弾、中日のドラ1・柳裕也がプロ初勝利
■ソフトバンク、3年連続交流戦最高勝率…広島は中村祐太が誤算
ソフトバンクは6月18日、マツダスタジアムで広島と対戦。7-4で勝利し、3年連続で交流戦最高勝率を達成した。
ソフトバンクは1-1で迎えた2回表、走者一、二塁の好機に甲斐拓也捕手が適時打を放ち勝ち越しに成功。続く好機に福田秀平外野手が適時打を放ち、4-1とリードを広げた。その後、5-2と3点リードして迎えた8回表には、1死二塁の好機に高田知季内野手の適時三塁打などが飛び出し、7-2とリードを広げた。
投げては、2番手の岡本健投手がプロ初勝利。敗れた広島は、先発の中村祐太投手が2回途中4失点と誤算だった。
■日本ハム、有原航平が9回途中3失点…ヤクルトは反撃及ばず
日本ハムは6月18日、神宮球場でヤクルトと対戦。先発の有原航平投手が9回途中3失点の好投を見せ、6-3で勝利した。
日本ハムは0-0で迎えた4回表、走者二、三塁の好機を作ると、レアード内野手が適時打を放ち幸先よく2点を先制。6回表には、ヤクルトの2番手・近藤一樹投手のワイルドピッチや市川友也捕手の適時二塁打で4-0。7回表には、走者一、二塁の好機で西川遙輝外野手が適時二塁打を放ち6-0とリードを広げた。
投げては、先発の有原が9回にヤクルト打線につかまり3失点を喫したものの、最後は守護神・増井浩俊投手が逃げ切り、交流戦最終戦を勝利で飾った。
■巨人、亀井善行が逆転サヨナラ弾…延長12回の死闘を制す
巨人は6月18日、東京ドームでロッテと対戦。亀井善行外野手が逆転サヨナラ弾を放ち、7-5と劇的な勝利を飾った。
巨人は3-3で迎えた延長12回表、6番手の高木勇人投手のエラーや押し出しによりロッテに2点を勝ち越されるも、12回裏に1死二塁の好機を作ると、坂本勇人内野手が適時二塁打を放って1点差に詰めより、続く好機に亀井が起死回生の3点本塁打をライトスタンドにたたき込み、7-5と土壇場で逆転に成功した。
投げては、6番手の高木が今季初勝利。敗れたロッテは、7番手で登板した大嶺祐太投手が誤算だった。
亀井は好機で2度凡退していたが、最後の好機でチームの勝利に貢献し、男泣きした。
■楽天、岸孝之が8回無失点…阪神は二桁安打も好機生かせず
楽天は6月18日、甲子園球場で阪神と対戦。先発の岸孝之投手が8回無失点の好投を見せ、1-0で勝利した。
楽天は0-0で迎えた6回表、走者一、二塁の好機を作ると、岡島豪郎外野手が適時打を放ち1点を先制。以降は追加点を挙げることができなかったが、先発の岸が粘投。阪神打線に8安打を浴びながらも、8回を投げて8奪三振。最終回は、守護神の松井裕樹投手が、走者を出しながらも1点を守り切った。
敗れた阪神は、先発の小野泰己投手が7回1失点の好投を見せるも、打線が二桁安打を放ちながらも好機を生かせず、援護できなかった。
■中日、ドラ1・柳裕也がプロ初勝利…西武との接戦を制す
中日は6月18日、ナゴヤドームで西武と対戦。ドラフト1位ルーキーの柳裕也投手が好投を見せ、4-3で接戦をものにした。
中日は3-3で迎えた7回裏、走者二塁の好機を作ると、亀澤恭平内野手が値千金の適時打を放って勝ち越しに成功。投げては、柳が強力西武打線を相手に7回3失点と粘りの投球を見せ、嬉しいプロ初勝利を挙げた。
敗れた西武は、3番手の牧田和久投手が誤算。打線は6回に一度は同点とするも、あと一本が出なかった。