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【6月17日プロ野球全試合結果】広島が交流戦最高勝率に王手、巨人・田口麗斗が完封、DeNA・戸柱恭孝が決勝満塁弾


■ヤクルトが4連勝、ブキャナンが来日初完封…山田哲人は3ラン含む4打点

ヤクルトは6月17日、神宮球場で日本ハムと対戦。先発のブキャナン投手が来日初完封勝利を挙げ、5-0で日本ハムを下した。

ヤクルトは3回裏、走者一、二塁の好機を作ると、山田哲人内野手が今季第8号となる3点本塁打を放ち幸先よく先制。続く4回裏には、大引啓次内野手のソロ本塁打で加点。7回裏には、満塁の好機で山田が犠飛を放ち5-0とリードを広げた。

投げては、ブキャナンが打たせてとる安定感抜群の投球内容で9回無失点の好投。敗れた日本ハムは、打線がわずか4安打と振るわなかった。

■中日、バルデスの好投で連敗ストップ…西武は打線がわずか2安打と沈黙

中日は6月17日、ナゴヤドームで西武と対戦。先発のバルデス投手が好投を見せ、4-1で勝利。連敗を3でストップした。

中日は2回裏、1死二、三塁の場面で木下拓哉捕手が犠飛を放って1点を先制。その後、西武バッテリーにミスが出て三塁走者が生還し2-0。4回裏には、1死一、二塁の好機で木下が適時二塁打を放ち、3-0とリードを広げた。

投げては、先発のバルデスが7回1失点の好投を見せて今季3勝目。敗れた西武は、中日投手陣の継投の前に打線がわずか2安打と沈黙した。

■巨人、投打でロッテを圧倒…田口麗斗が完封勝利

巨人は6月17日、東京ドームでロッテと対戦。先発の田口麗斗投手がロッテ打線を4安打で完封するなど投打で圧倒。8-0で勝利した。

巨人は0-0で迎えた3回裏、走者一、二塁の好機にマギー内野手が適時打を放ち1点を先制。続く好機に村田修一内野手の適時二塁打で2-0とした。4回裏には相手守備のミスで1点を追加すると、6回裏には満塁の場面でマギーに適時打が飛び出し4-0とリードを広げた。

投げては、先発の田口が9回10奪三振無失点の好投で今季5勝目。敗れたロッテは、先発の二木康太投手が4回3失点、打線は4安打と振るわなかった。

■DeNA、打線爆発で4連勝…戸柱恭孝が決勝の満塁弾

DeNAは6月17日、横浜スタジアムでオリックスと対戦。戸柱恭孝が決勝の満塁弾を放つなど打線が15安打の爆発。14-5で大勝した。

DeNAは1-3と2点をリードされて迎えた6回裏、無死二、三塁の好機を作ると、ロペス内野手が犠飛を放って1点差に詰め寄る。続く1死満塁の場面で戸柱が値千金の満塁本塁打を放ち、6-3と逆転に成功した。

その後、オリックスに1点差に詰め寄られるも、7回裏には白根尚貴外野手の今季第1号となる2点本塁打など打線がつながり、一気に7点を追加して試合を決めた。

投げては、先発の久保康友投手が6回3失点と先発の役割を果たし、今季2勝目。敗れたオリックスは投手陣が崩壊した。

■広島・丸佳浩が決勝弾、交流戦最高勝率に王手

広島は6月18日、マツダスタジアムでソフトバンクと対戦。丸佳浩外野手の決勝弾により、3-2で勝利。ソフトバンクを抜き首位に浮上し、交流戦最高勝率に王手をかけた。

広島は0-2と2点ビハインドで迎えた4回裏、2死二、三塁の場面でエルドレッド内野手が起死回生の適時打を放って同点とすると、8回裏には、打撃好調の丸が今季第12号となるソロ本塁打を放ち、これが決勝点となった。

投げては、2番手の中崎翔太投手が今季2勝目。敗れたソフトバンクは広島を上回る9安打を放ちながらも好機を生かせなかった。

18日に行われる交流戦最終戦で、広島は引き分け以上で交流戦最高勝率となる。

■楽天、ペゲーロが値千金の満塁弾…阪神はマテオが誤算

楽天は6月17日、甲子園球場で阪神と対戦。ペゲーロ外野手が満塁弾を放つなど終盤に打線が爆発。8-2で快勝した。

楽天は2-2で迎えた8回表、走者二塁の好機で島内宏明外野手が適時三塁打を放って勝ち越しに成功すると、続く満塁の好機にペゲーロが今季第15号となる満塁本塁打を放ち8-2と阪神を突きはなした。

投げては、2番手の福山博之投手が今季3勝目。敗れた阪神は、4番手のマテオ投手が満塁弾を浴びるなど誤算だった。

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